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岡谷鋼機、岡谷エレクトロニクス、オプテージの3社共同によるローカル5Gと3D LiDARセンサを活用したソリューションの実証実験を実施

2022年06月14日

岡谷鋼機株式会社(取締役社長:岡谷 健広、本社:愛知県、以下「岡谷鋼機」)、岡谷エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長:水野 治、本社:神奈川県、以下「岡谷エレクトロニクス」)、株式会社オプテージ(代表取締役社長:名部 正彦、本社:大阪府、以下「オプテージ」)は、第5世代移動通信システム(5G)を活用したローカル5Gシステムと3D LiDARセンサを用いた侵入者検知、行動検知ソリューションの共同実証実験を実施いたしました。

1. 実証実験内容
大容量の上り通信のトラフィックを必要とするソリューションが、ローカル5G環境下で利用可能か、また本検証から見える現在のローカル5Gが抱える課題の洗い出し、解決策の検討を実施しました。


2. 各社の主な役割
<岡谷鋼機>       製造現場を中心としたユースケースにおける 全体ソリューションの企画及び推進
<岡谷エレクトロニクス> Ouster 3D LiDAR の 提供 、 侵入者検知、行動検知ソリューションの設計
<オプテージ>      ローカル 5G ネットワーク構築、接続検証の実施


3. 製品・ソリューション紹介および実証実験結果
3D LiDARセンサは、360°回転するレーザー光により周辺の環境の3Dデータを取得し、物体の「位置」や「形状」を把握することができます。これによる「三次元マッピング」と「自己位置推定」により、自律走行ロボットや防犯の分野において「目」の役割を果たすセンサとして重要性が高まっています。また、センサが取得したデータを処理サーバへ送信する際に、大容量の通信が必要となることから、第5世代移動通信システム(5G)との親和性が高いと考えられています。

図1:小型・軽量の3D LiDARセンサ

図2:3D LiDARが取得する大容量の点群データ

本ソリューションをローカル5Gネットワークと接続した結果、3D LiDARセンサ1台の3Dデータを処理サーバへ伝送することに成功いたしました。しかし、3D LiDARセンサが2台以上になると、上り通信のトラフィックを圧迫し、処理サーバへのデータ伝送に支障が生じ、上り通信のスループットを更に増大する必要が生じました。

 

図3:システム構成図

実証実験で用いたソリューションは、現在OPTAGE 5G LAB<https://optage.co.jp/5g/>にて展示しております。

製品の詳細については、以下のWebサイトをご覧ください。

■ Ouster / オースター – 岡谷エレクトロニクス|OEC

■ LiDAR人流計測ソリューション – 岡谷エレクトロニクス|OEC

4. 各社紹介

  岡谷鋼機株式会社

『ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー』を企業理念に、鉄鋼、情報・電機、産業資材、生活産業の事業分野で原材料から機械設備まで幅広く取り扱う産業材の商社です。

エレクトロニクス本部では、デジタル技術(DX)を活用した新たなビジネスモデルの推進をしています。

 岡谷エレクトロニクス株式会社

インテル製品の国内正規代理店であり、半導体、電子部品、システム製品の販売と技術サポートを行っているエレクトロニクス技術商社です。

お客様の「ものつくり」のための素材提供だけでなく、DXの「ことつくり」に向けたソリューション提案も行っております。

 株式会社オプテージ

関西一円に構築した光ファイバーネットワークを基盤に高品質で低価格なサービスを提供する電気通信事業者です。

OPTAGE 5G LABでは、5G端末や5Gアプリケーションとの接続検証を実施しており、ローカル5Gの発展を推進しています。

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