岡谷鋼機 物流倉庫建て替えについて
2019年01月07日
当社はこの度、老朽化対策及び耐震性強化のため、愛知県名古屋市に保有する物流倉庫を、竣工時を再現した外観デザインで建て替えることといたしましたので、お知らせいたします。
当社倉庫は、名古屋港と都心を結ぶ水運物流の軸として、名古屋の経済・産業の発展を支えてきた中川運河沿いに位置しています。
名古屋市と名古屋港管理組合では運河の水運物流の減少を背景に、中川運河の歴史を尊重しつつ、新たに求められる価値や果たすべき役割を見据え、「中川運河再生計画」を策定しました。この計画は運河周辺を「モノづくり産業ゾーン」、「レクリエーションゾーン」、「にぎわいゾーン」の3ゾーンに再編し、うるおいや憩い、にぎわいをもたらす運河へと再生するものです。
当社倉庫は、この計画で、運河の歴史や文化・芸術を楽しめるエリア、「港と文化を感じる都心のオアシス」の形成を目指した「にぎわいゾーン」内に位置しており、歴史的価値の高い倉庫等の景観を維持・保存したいという地域からの要望に応えるため、昭和初期の原風景を残すべく、1934年(昭和9年)竣工時の外観を再現した倉庫に建て替えいたします。